前回はファイア編でしたので今回は
イボイモリ編をご紹介。
まずは我が国自慢のイボイモリ。
天然記念物に指定されて飼育はおろか触れる事も出来ない。
左側が徳之島個体で右側が沖縄個体。
指定になる前に採取して累代している超絶ベテラン飼育者さまから
生で見させて頂いた事ある。たしか徳之島個体だったかな?
肋骨が隆起していて先端も赤く太古の雰囲気?!を感じられた。
写真は撮らせてもらったが触らなかった・・・持たせてもらえば良かった
後悔しかない・・・
肋骨が異常に発達がしている。
中国産種イボでも似ている種はいるらしいが・・・
写真上部、何やら地下室の様なだだっ広い飼育部屋。
いったいどれぐらいの広さがあるのか。
写真下部、プルケリマ上陸幼体かと思ったがシャンジンみたい。
ヤンイボイモリの繁殖レイアウト。
水場は以外に浅く陸地が多い。んー参考なる。
今季、ヤンの繁殖成功したがもっと陸地を広くした方が
良さそうだなーと感じていたのでこれを見てかなり参考になりそう。
こちらはコイチョウイボイモリ。
ここ数年は輸入が止まっている。ヤンとの違いは歴然。
もうレジェンドイモリですね。
現地の環境汚染も深刻化している様子。
大量のシャンジン。(ヨーロッパ、北アメリカ、ペットトレードの単語が書いてある)
現地での扱いも煩雑なのだろう。
私の知る限り2015年にヤン、プルケリマの入荷を最後に昨年、今年と来ていない。
いつかは来なくなると言われ続けている。
現地での規制も厳しくなって来ているのだろうか?
国内でも中国産種イボの繁殖例も多くなってきている。
何とも頼もしい限りです。
購入したのはこちら☟
(The Genus Salamandra と Crocodile Newts)
ファイアサラマンダーとイボイモリの図鑑です。
K書店のウエブストアで注文して16日後に到着しました。
2冊で19,408円(送料込み)。
見応え十分ですね~^^
今回はファイアの方をご紹介。
テレストリスにも見たこともないカラーリングの個体たちがたくさん!
全身イエロー個体いいなぁ~、真っ黒もまた良い^^
基亜種、ベルナルディにもレッド個体っているんですね。
基亜種、テレスの繁殖してるけど中々面白いカラーリングの
個体って出ないよなぁ~。
見ていると”Solling”の文字をよく見かける。
実際のフィールドで見れたら最高なんだろうなぁ~。
陸棲有尾の床材は飼育者の好み、種類によって色々変えたり
されていると思いますがうちではすべて炭化コルクだけか
炭化コルクと一部大磯を敷いてます。
過去には赤玉、醗酵バーク、ココナツチップ等を使った事もありましたが
メンテが楽だし大磯なら永久に使えるのでこのスタイルに落ち着きました。
上陸後間もないベビーには水コケ使いますがそれ以外は使わなくなりました。
(炭化コルクのみ)
(炭化コルク+大磯)
床材は好みもあるので一概にこれが正解ってないと思います。
それから前から思っていた事があるんですが
有尾の飼育ケース丸洗い後、かなりの確率で
速攻で脱糞する様な気がするんです。
他の飼育者さんも同じく感じた事ないでしょうか?
こっちはせっかく綺麗にしたのにすぐやられると
あーあー速攻でやったよって・・・
糞は見ればすぐに発見して排除出来ますが
オシッコは分かんないです。
たまたま清掃時にプラケに一時避難させたら
ジュワーっとやったの見た事あったんです。
あっオシッコするんだって。(当たり前)
人間に置き換えたら、狭い部屋に排泄してそのままだったら
とても臭くて耐えられないだろうなぁ~と。
有尾たちは自分たちの排泄で中毒にならない様に
綺麗な環境になったら出すんじゃないかと。(勝手な仮説)
傾向として水場に排泄する事が多いので何かしら
理由があるんでしょうね。
何にせよ水場設置と定期的な丸洗いは必須だと思います。